30代半ばの事務職員がITエンジニアになった話

おおよそタイトルのとおり、30代半ばにしてITエンジニアのタマゴになってしまった会社員の話

【Linux】crontabをオプションなしで起動してはいけない

crontabとはLinxのサービスのひとつ
決まった時間にタスクを実行してくれる
Windowsで言うところの
タスクスケジューラ


さて、このcrontab
コマンドのあとに

 -e (編集) 
 -l (閲覧)
 -r (削除)

などのオプションをつけて
起動することができ
どう考えても -r あたりはやばいことは
明白なのだけど


実はオプションなしで実行すると
場合により大変なことになる


いやいや普通オプションなしで
実行しても別に変な動きしないでしょ
と考えてしまうところだが、、

crontabの内容が書き換えられてしまう

crontab

だけで実行すると
端末側は

crontab   XXXX 

crontabの内容をXXXXファイルの
内容に置き換えろ
という意味になるらしい


つまり空白で実行すると
空白に書き換えろという
ことになってしまう!


どうやら Ctrl + C で
回避できるらしいけど
気づかずにエンターキーやら
適当な操作をしてしまうと

見事消滅


しかもタチの悪いことに

 crontab -r 

でcrontabファイル自体を
消してしまっていれば
システム保守の監視に引っかかって
気づいたかもしれないが


ファイル自体は存在しているため
エラーにもならないという始末


ちなみにRedhat系のOSで
この事象が発生して
えらいことになったものの
Ubuntuでは再現しなかった
後発ゆえに危なっかしいところを
改修してくれているのだろう