30代半ばの事務職員がITエンジニアになった話

おおよそタイトルのとおり、30代半ばにしてITエンジニアのタマゴになってしまった会社員の話

【Linux】ハードディスクを増設したら起動できなくなった話

Linuxはディスクの増設も
一筋縄ではいかないらしい


手順を間違えたら
起動しなくなって
大変だったときの話


ドライブのマウント


WindowsでHDDを増設すると
Dドライブやらが勝手に増えて
分かりやすいけどLinuxでは
このへんのことは手動で
やらないといけない


Linuxの仕組みだと
フォルダごとに
どのドライブを使うのか
設定することになっていて
これをマウントと呼ぶらしい
(正確にはちょっと違うっぽい
けどドライブを増設したら
この設定が必要)


まずは増設されたディスクの確認

fdisk -l


で一覧が表示されるので
追加されたディスクを
/folderにマウント

mount -t ext3 /dev/xxxxx   /folder

指定しているらしい


これでいったん追加したディスクが
使えるようになる


再起動後も有効にするために


が、mountで効果があるのは
OSが起動している間だけのようで
再起動したら再度同様の設定が
必要になる様子



あらかじめこの設定を記録しておき
起動時に読み込むようにすることで
毎回設定しなくても済むようにするには
fstabにこの情報を記載する必要がある


fstabにはfdiskで表示された情報でなく
各ディスク?にはUUIDという番号が振られて
おり、それを指定する必要があるらしい


以下のコマンドでUUIDを表示

blkid


ここででてきたUUIDを /etc/fstab に記載

UUID=yyyyyyyyyyyyyyyyyyyy /folder      ext3 defaults 1 2

再起動

上記の設定が首尾よくされているか
確認するには再起動が必要なわけで
いったんreboot



サーバーって基本遠隔操作で
作業することが多いと認識している
今回もご多分にもれずそのケース


なので再起動すると
いったんセッションが切れる


そしてしばらくして
再度つなぎにいこうとすると




…待てども待てどもつながらない



UUIDの記載ミス

原因はfstabに記載した
UUIDが増設したディスクではなく
既存のディスクのものを誤って
記載していたことで


OSが立ち上がる前にエラー、
BIOS(?)の状態で止まっていたため
つなぎに行けなかった
というもの



結局、サーバーを直接操作して
fstabを修正、再起動して
事なきを得たものの



遠隔で操作している以上
SSHがつながらないと
どうにもならないのは自明の理で


いちばん出くわしたくないパターン
な気がする